デルコスカレー・ナンロールセット

新商品|クレープ感覚の『ナンロール』登場!

デルコスの摩訶不思議なメニュー

デルコスでは、摩訶不思議なメニューがあります。その代表格が「ナンロール」。 ナンで具材を巻いてしまったファーストフード・テイスト満載の、デルコスオリジナルメニューです。
インドにあるようでない、八王子生まれのナンロール。 その開発秘話をご紹介します!

ナンロールってどんな食べ物ですか?

クレープやホットドックのような、手軽に食べられるインド料理をずっと考えていました。
食事というよりは、スナック感覚で食べられるもの。アメリカでいえばハンバーガー。
ベトナムでいえば、フランスパンで具材を挟んだ「バインミー」のようなイメージですね。
ナンはちょう分厚いクレープ生地みたいなものだから、「ええぃ、これで具材を包んじゃえ!」という勢いで、ナンロールを考えつきました。
実は、こうやってナンで具材を巻いたものは、インドには存在しません。
だから完全デルコスオリジナル、日本生まれのインド料理なんです。ナンの甘さ、タンドリーチキンやシークカバブのガツッとした肉感、フレッシュなサラダ、スパイシーなマヨネーズソースが相まって、何とも言えない複雑なインド・テイストを楽しめます。
一度食べたら忘れられない、絶妙なベストマッチ!
これ一つで、おなか一杯。ワンハンドで食べられるので、気楽に召し上がってくださいね。

ナンロールって、大きいですよね!?

う~ん、かなり大きいですよね。
だいたい直径20cm、横幅最大10cm。
厚みは具材によって異なりますが、かなり分厚いです(笑)
通常お店でお出ししているナンのハーフサイズを使い、たっぷり具材を包み込んでいるので、ボリューミーであることは、間違いありません!

ナンロールは、何種類あるのですか?

「タンドリーチキンのナンロール」と「シークカバブのナンロール」。
かつては、「ウインナーのナンロール」、「バナナチョコのナンロール」もありました。
今後、「シュリンプのナンロール」も販売したいと思っています。
常連のお客さんからは、「ぜひ、シュリンプのナンロールも食べてみたい!」という声もあがっているので、現在、密かに開発中。ヤル気満々です。
八王子本店のスタッフはみんな調子に乗りやすいので、「何でも巻いちゃうよ!」って言ってます。
日本の手巻き寿司みたいなノリでしょうか(笑) でも、店長としては原価も考えなければならないので、張り切りすぎるのもちょっと困るんですよね(笑)

ナンロール開発の秘話について教えてください

実は、僕たちデルコスの初代スタッフと、デルコスを一生懸命サポートしてくれた日本人が一緒に考えたコラボメニューなんです。
歴史が古く、僕にとっても、とても思い入れがあります。開発から12年経ちますが、今でも試行錯誤の日々を思い出すことがありますよ。とても楽しかったなぁ。
ただ、インドにはこんなメニューありませんから、当時のインド人スタッフからは、「クレイジー感、丸出しだ」と言われました(笑) 新人シェフは僕に言われるがまま、慣れない手つきで必死に巻いていましたが、その隣では、彼の姿を見てクスクスと笑い出すインド人も……。
試作を繰り返し、初めて満足いくものが完成したときはうれしいやら、不気味やらで…。
本当にこのメニューが日本人にウケるのだろうかって不安になりましたが、ここまで盛り上がったのにヒットしなかったら、協力してくれた日本の方々にも悪いので、「もしこれが売れなかったら、責任をとってインドに帰るしかない!」と覚悟を決めました(笑)

正式な食べ方は? 手で食べるの? ナイフとフォークなの?

お好きにどうぞ!
右手に持って、豪快に口を開けて食べるのが、一番だと思います。
あっ、そうそう、お店の取材にいらしたカメラマンさんは、上品にナイフとフォークで食べていましたね。 あなた好みでよいですよ。
どちらにせよ、食べ応えアリ~、デス! 老若男女問わず、腹ペコの方、トライしてみてください。

インドにこんな料理あるの? 似たような料理は?

あえて言えば、もっと薄い生地で、玉ねぎ、チキン、マヨネーズをのせて食べることはあります。
生野菜はいれないと思いますよ。
でもこのナンロールをインドで販売したら、意外にヒットすると思います。
デルコスのナンロールは、そのレベルに達したと確信しています! エッヘン!(笑)

デルコスカレー・ナンロールセット

実際に、有名デパ地下での販売オファーがあったとお聞きしますが?

ナンロールが話題になり、雑誌の取材をお受けする機会が増えるにつれて、イベントなどでの出店のお話もいただくようになりました。
有名デパ地下で販売しませんか、とお誘いを受けたこともあります。
ただデルコスのナンロールは、本格石窯で作るナンやタンドリーチキンがあってこそなので、スペースを考えると難しく、今のところ、実現していません。
また、「屋台などで販売してはどうか?」というお話もいただきますが、新鮮な生野菜を扱うため、鮮度や衛生面をちゃんと考えなければいけません。
逆に考えれば、デルコスのナンロールは、このお店でしか出せないということです。
ですから、ぜひ、お店にいらしてくだい。
ときどき、デルコス八王子本店をパーティー会場として、ご利用になる団体のお客様がいらっしゃいます。その時には、ナンロールをちょっと細めにアレンジして、パーティーメニューとしてお出しすることがありますね。
ナンロールはカットすると断面が華やかなので、オードブルに最適なんです。

ナンロールセットは、何がセットについてくるの?

ドリンクがついてきて、ラッシーまたはチャイを選択可能。
僕のおすすめは、夏はラッシー、冬はチャイです。

サイドメニューを選ぶとしたら、おすすめはありますか?

ナンロールだけで、おなかがいっぱいになるかもしれませんよ?(笑)
でももしサイドメニューを選ぶなら、ポテトフライ、いや、サモサがいいですね。
うん、僕ならサモサを選びます!

ナンにについてこだわりを教えてください!

何と言っても、やっぱり、本格石窯で焼き上げているということですね。
もちもちさ、甘味、うま味にこだわるなら、本格石窯しかありません。
また、ナンの味を引き出すために、具材の味付けにもこだわっています。
たとえば、タンドリーチキンのナンロールでは、タンドリーチキンを焼く際にキッチンキング、パプリカ、チャットマサラなど数種のスパイスを使うことで、ナンロール全体の味わいに深みを出しています。さらに、スパイスをブレンドしたマヨネーズソースを加えることで、より一層、ナンロールの風味をアップ。
辛みは、スパイスの量だけでなく、玉ねぎでも調整できますので、お好みを言ってください。
ご対応します。

なぜ、英字新聞の包み紙なんですか?

それは、オシャレだけのためなんです(笑) それにしても、ナンロールって、英字新聞の包み紙が不思議と似合うんですよ。
なぜでしょうね?

ナンロールは、テイクアウトにも向いてますか?

もちろん、テイクアウト向きです。
アウトドアやドライブに最適でしょう。
冷めてもおいしいので、特に温める必要はありません。
ただし、生野菜を使っているので当日中にお召し上がりくださいね。

改めて、ナンロールへの想いを聞かせてください

インドでは、カレーとチャパティ、あるいは、カレーとライスが王道メニュー。
そんなインド人の食卓に、突然、ナンロールが現れたら……と想像すると、ついおかしくなってしまいます。デルコスのナンロールは、そんな遊び心が作ったメニュー。
インドに住むインド人がナンロールを見たらびっくりするでしょうが、僕自身にとっては、もはや当たり前の食べ物です(笑) シャキシャキ野菜と、タンドリーチキンやシークカバブの肉感を楽しみながら、ほお張っていただきたいです。
スパイスとマヨネーズの絶妙な味付けは、一度食べたら、病みつきになること間違いナシ!
タンドリーチキンのナンロールセット 、ご注文をお待ちしております。
ありがとうございました。

品名 内容
タンドリーチキンの
ナンロール・セット
デザート or ラッシー付き
取扱店:八王子本店

インタビュアー:シャンティ・ヨガンヌ

デルコス・スタッフ

今月のスタッフ スナップ:ビレンダラ・シング Virendra Singh

シャンティのデルコスごはん <コラム 第二回>

インドに何十回と通っている私ですが、さすがに分厚いナンで具材を巻いたナンロールは食べたことがありません。
そもそも、インドでナンは高級品。よく、「インドの食事はナンとカレーが定番なんでしょう?」と聞かれますが、そんなことはありません。
私が知る限り、毎食ナンを食べているインド人はほとんどいなくて、だいたい、薄焼きのチャパティとカレーがデフォルト。
場合によってはお米がつくこともありますが、ほとんどのインド人はチャパティとカレーで済ませているようです。(ただし、北インドに限る。南インドのひとたちはお米が主食なので、チャパティもあまり食べません。)

しかしガネーシャさんの話にも出てきましたが、薄焼きのチャパティでチキンや野菜を巻いたものは、ときどき見かけます。
売っているのはレストランではなく、スナック屋台。インドには軽食を売る屋台があちこちにあり、台車にキッチンをのせたような移動式のものから、建物と建物の隙間の、畳1畳もないくらいのスペースで無理やり商売をするミニスタンドまで、形態はさまざま。
そうしたスナック屋台が多いのはたいてい、ある程度の規模がある街で、ちょっと遅めのランチやおやつなどに利用するひとが多いようです。

スナック天国として私がまっさきに思いつくのがムンバイです。
ムンバイは、言わずと知れたインドを代表する大都会。
西インドにあり、かつては「ボンベイ」と呼ばれていたので、その名前でなじみがある方も多いかもしれません。日本の企業も多く進出しており、街なかはとてもインターナショナル。
その分、非常に物価が高く、1泊500円もしない安宿を泊まり歩いていた私にとっては、「えっ、こんなボロ宿なのに3,000円もするの!」など、非常に辛い街でした。

でも私はムンバイが大好きでした。
なぜかといえば、スナック屋台の食べものがおいしいから!
バンズでカレー味のじゃがいもや玉ねぎを挟んだインド風ハンバーガーや、ベビースターのようなお菓子にチリソースと甘酸っぱいタマリンドソースをかけたもの、スパイシーなインド風ピザ、その場で目玉焼きを作って仕上げる熱々のホットサンドなど、どれもインド風のひとひねりが加えられていて、本当においしい!
レストランで食べるより、道端の移動式スナックで食べるほうが断然、安くて満足感があるので、散歩してお腹がすけばスナック屋台に立ち寄るという感じで、ムンバイ滞在中は、まさにスナック三昧でした。

そんなスナック天国ムンバイでも、ナンロールを見かけた記憶はありません。
まさにインド人もびっくりの、デルコスオリジナル、ナンロール。
はたして、ムンバイの強豪スナックを超えるおいしさなのでしょうか?
早速、味わってみたいと思います!

コラム:シャンティ・ヨガンヌ

デルコス八王子本店

年中無休

<イートイン>
【ランチタイム】
 11:00~17:00(L.O. 16:30)
【ディナータイム】
 17:00~22:30(L.O. 22:00)

<テイクアウト>
【ランチタイム】
 11:00~17:00(L.O. 16:30)
【ディナータイム】
 17:00~22:30(L.O. 22:00)

<UberEats>
 11:00~22:00

お得なランチ、ディナーセット、パーティープランもあります。
テイクアウト、企業向けデリバリーも承ります。

木のぬくもり感じる、アットホームなインドレストラン
JR北八王子駅から徒歩5分。国道20号線の大和田坂上交差点角にある八王子本店は、ゆったりくつろげる雰囲気が特徴です。店内は、テラス席を含め55席。おひとり様から大人数でのパーティまで、幅広く対応しています。

アクセスマップ

所在地 デルコス八王子本店|〒192-0033 八王子市高倉町1-10-1F
連絡先 042-648-5227|FAX. 042-660-5739